雨の奄美大島上陸!アニとの出会い☆

みわと陽子の短い船旅は想像を絶するものでした。

船が出港して間もなく、雨が降り出し部屋へ戻ったわたしたち。

そのまま就寝・・・

夜中、あまりの揺れに目が覚める。

「えっ、、、えぇ~うそだろ~???」

その激しい揺れはもはや、通販番組に出てくる「金魚運動」マシンのよう。
その金魚運動マシンで一晩中運動をし続けた・・・そんな相当なダメージをくらって
夜が明けた。

(あの激しい揺れで船酔いから免れたのは、地球一周の成果だったのかもしれないな♪)


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真っ青なアマミンブルーの空と海を夢見て到着したわたしたちを待っていたのは、
台風も真っ青なぎゃんぎゃん風雨・・・





え、、、えぇ~、、、、、

わたしたちの夏休みがぁ・・・。

雨に濡れないよう、でも滑ってコケないよう、腰が引けつつ船のタラップを降りて行き、
とりあえず待合所へ。

わたしと陽子の予定としては、ここに観光案内所のひとつやふたつ、あるはずでした。

しかし、時刻は朝の7時をまわったばかり・・・

ってゆうか、そんなこと関係なく、まず、観光案内所がねー!!

いくらうろうろしても無いもんはない!

南国の巨大ゴキブリに襲われそうになり、テンション下がりながら、
とりあえず、下におりてみることに。

でも、下なんてものもなかった・・・

ただの駐車場だった・・・


ガーーーーン。。。


わたしたちの運命やいかに・・・??


「とりあえず、タクシー乗ってみよっか。。。」

「うん、そうだね。。。」


傘もないカッパもないわたしたち、とりあえずタクシーへ駆け乗る。


「・・・・・」←みわ・陽子。

「どこへ行きます?」←運ちゃん

「どこへ行ったらいいんでしょう。。。」←みわ・陽子

「・・・・・」


(↑リアルな会話です。)


わたしたちはとりあえず、宿も予定もなんっにも決めず、ただ船に乗って奄美大島にやって来てしまったことを運転手さんに告げた。

で、観光案内所的なところへ連れてってほしいといったところ、

「んなもんねーよ。」

だそうだ。

ひぇ~。。。

じゃあとりあえず、安い宿はないかと尋ねたところ

「知らねーよ。」

ときた。

えぇ~!!!

相当困っていると、わたしたちのマジさを悟った運転手さん、無線で安宿を調べてくれた。

「見つかったぞ!一泊素泊まり2500円、あずま家。」

「ヤッターーーー☆☆☆」


「なに?あんたら、車で回ろうと思ってるの?」

「いや、免許忘れて・・・」

「どうすんの、、、」


なんていってる間に、あずま家発見!!

でもさっきも言ったとおり、このとき時刻はまだ朝7時半前。

なんかシーーンとしてるけど、やってんのかなぁ。。。

とりあえず行ってみるか。。。


そんなわたしたちに、無愛想だけどほんとは優しい野村監督のようなタクシーの運ちゃんは、
「車もないし、もしどうしていいか困ったら案内してあげるから。」
って、名刺をくれました。

そしてあずま家の部屋が空いていて、わたしたちの宿が決まったところを見届けてから、
タクシーの運ちゃんは去っていきました。


この運ちゃんが、わたしと陽子と、奄美大島のでっかい思い出の架け橋だったんだね☆

***************

ガラガラガラ・・・

「おはようございまーーーす、、、」

おそるおそる宿へ入っていくみわ、陽子。

出迎えてくれたのは、寝巻きワンピース姿の奄美おばちゃん。

「こんな早くにすみません・・・部屋は空いてますか・・・?」

「こんな雨の日に大変だったでしょ。お風呂も入れるからね。」

「ありがとうございますーーー!!!」

「レンタカー借りるの?」

「それが、免許忘れちゃって・・・」

「だったらうちの主人に案内してもらったらいいよ!
朝ごはんも食べてないでしょ?一緒にモーニング食べに行く?」

「え、いいんですか?はいっ!!」

「じゃあシャワー浴びて、8時半くらいになったら下りて来なさい!」

「はい!」

三階の部屋の鍵をもらって、美和、陽子、うきうきで階段を駆け上る。

途中、陽子が振り返って小さな声で言ったんだ。

「いいとこそうだね☆」


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ここがお部屋。

1人部屋。

なんだか快適なマイルーム♪

わたしも陽子もすぐにこの宿が好きになったよ☆

素泊まり一泊2500円。

名瀬港から車で10分弱!!

あづま家です!!


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押入れといえば、これだよねーーー!!

定番の写真撮影(笑)

シャワーを浴びて、8時半、下へ降りていくと、
おばちゃんが出てきた。

「いま呼びに行こうと思ってたのよ!おとーさーーーん、お客さん!!」

奥から出てきたのはひげのおじさん。

「どうもー」

そういうと、おじさんの車に連れてってくれて、そのまま一緒にモーニングへ。

おじさんのいつものお店はこの日

「勝手ながら」休業中。

「な~にが勝手ながらだよ~まったく。」

と言いながらおじさんが連れてってくれたのは、モスバーガー。

短い時間で、わたしと陽子は出来る限りの話をしました。

ふたりが出逢ったのは、地球一周の船旅で、
家も近所で年も一緒で・・・ってな話から、いろんなとこを旅した話、
陽子のお母さんが久米島出身なこと、三線をやってること、
なんで奄美に来たのか、奄美で何をしたいのか、見たいのか、
だけど何にも計画は立ててないこと、

おじさんも若い頃はあちこち旅したんだってな話をたくさん聞かせてくれた。

せっかくの夏休み、せっかくの奄美大島、なのにきょうは雨、明日も雨、雨雨雨・・・
そんな予報を聞いてブルーになってたはずだったのに、
おじさんといろいろ話してるうちに、雨のブルーさなんて忘れて、雨の奄美も見れてラッキーじゃない♪なんて気になってきちゃった!

で、このモスで、わたしと陽子は、このおじさんを奄美にいるあいだ貸切って
燃料代と、わずかな気持ちだけで奄美大島探検へ連れてってもらう契約を結んだのでした。

「わたしは陽子です!」

「わたしは美和です!」

おじさんは、人の名前を覚えるのは苦手だと言って、
ついこの間島を案内したらしい人のデジカメ画像を出すと

「もうこの子の名前わかんないもんな~」

なんて言いいながら、

「わたしはねぇ、この島ではみんなにアニって呼ばれてるの。」

と言いました。

「アニー?なんで?」

「アニはアニだよ。父、母、兄、姉、妹、弟、のアニだよ。」

「アニー??」

「そう、アニ。」

これが、わたしたちと、アニとの出会いでした。

このアニとの出会いで、わたしたちの奄美大島の旅の運命は、大きく変わったんだ♪

それはそれは素晴らしい旅になったんだ。



追伸:あまりの豪雨に写真を撮る余裕がなかったので、文章ばっかになっちゃった。
ここまで読んでくれた方、長々とありがとう☆
by miwa-springfield | 2007-08-28 01:07 | 奄美大島2007


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